研究拠点/産学連携

先進Mg合金開発に関する東アジア連携の構築

本研究は、熊本大学が保有するMg合金の先進技術を基盤とし、東アジアにおける大学・研究機関と相互補完的な共同研究を推進することで、先進Mg合金開発に対する持続的、戦略的かつ互恵的な国際連携の基盤を構築することを目的としています。

研究体制としては、先進的なMg合金開発技術を有する熊本大学が中心となり、そのリーダーシップのもとに、東アジアの研究機関と相互補完的な共同研究体制を整備します。
具体的には、わが国(熊本大学、九州大学、産業技術総合研究所)は合金創製・加工プロセスの開発を担当し、海外の参画機関(中国:中国科学院金属研究所、華南理工大学、上海交通大学、韓国:弘益大学、KITECH、台湾:中山大学、東華大学)は、それぞれが独自に保有する大型の設備を利用して、大型の溶解、鋳造、ダイカスト、プレス、圧延、射出成形技術の開発を担当しています。

平成21~23年度 文部科学省科学技術戦略推進経費
代表:熊本大学教授 高島 和希

▲全体会議(平成22年11月)の様子

▲台湾・中山大学

▲環黄海Mg合金国際シンポジウム開催

覚書(MOU)の締結

平成21年11月9日に各国の拠点機関との間にMOUを締結しました。
-韓国・KITECH(代表:Jung Chan Bae博士)
-中国・上海交通大学(代表:阮雪楡教授)
-台湾・国立中山大学(代表:黄志青教授)

海外リエゾンラボの開所

平成22年12月 KITECH(韓国)
平成23年1月 上海交通大学(中国)
平成23年1月 中山大学(台湾)