従来、国立大学の附置研究所等により「全国共同利用」制度が実施されてきましたが、学術研究の更なる発展のため、国公私立大学を問わず大学の研究ポテンシャルを活用し、研究者が共同で研究を行う体制を整備することが重要とされ、平成20年7月に学校教育法施行規則の改正を経て、文部科学大臣により、国立大学のみならず公立大学や私立大学も対象にした「共同利用・共同研究拠点」の認定制度が設けられました。
先進軽金属材料国際研究機構(ILM)は、「軽金属材料共同研究拠点」として、令和4年度に新規認定されました。材料開発から社会実装に至る一気通貫の研究体制を備えた世界に伍する日本初の軽金属国際研究教育拠点を構築することを目的として、相互補完によるマグネシウム・アルミニウム研究の強化、チタン研究の育成及びマグネシウム・アルミニウム・チタンの融合研究の促進、ならびにモノづくり高度人材育成を図り、日本の科学技術と産業の発展に貢献することを目指します。
新研究棟
溶解鋳造棟
成形加工棟